Texture 95 豊平区の理由

皆様常日頃誠にお疲れ様です。日糧製パンの工場が札幌市豊平区に有り、他にも不二家、株式会社アイチフーズホールディングス(BENTOSS弁当等)、オリオン食品工業株式会社(一般佃煮・惣菜・山わさび加工品製造卸)、株式会社田中義英商店(製餡、菓子製造、冷凍食品製造)等の工場も有ります。月寒あんぱん本舗株式会社ほんまも2013年11月に恵庭市に移転するまでは、工場を創業の地たる豊平区月寒に置いていました。パン・菓子等の食品のパッケージ記載の食品工場の所在に豊平区の名がしばしば見られるため、食品工場が豊平区に集中している理由が気になり、今回の話題・画像として豊平区の地図を選択いたしました。納豆御飯の米が零れない方法等の日常的な課題・疑問(長いので、解決策は割愛)も含めて、食品工場が豊平区に集中している理由をGoogle AIに質問してみたところ、以下の要因が複合的に作用しているとのことです。
北海道札幌市豊平区は明治以来、札幌と千歳・室蘭を結ぶ幹線道路「国道36号線」沿いに発展してきました。この交通の要所に位置しているため、道内各地から原材料を運び、完成した製品を市内や道内全域へ配送する物流拠点として適していました。
また、明治時代から大正にかけて、豊平川の支流(水車川)流域に多くの水車小屋があり、精米や製粉の動力源として使われていた歴史があります。この豊かな水資源が、後の食品加工業の基盤となりました。
更に、約200万人の人口を抱える札幌市内に隣接し、需要の多いエリア(東札幌、月寒エリア等)に近いため、鮮度が重要となる食品(パン、麺、惣菜等)の製造において、短時間で商品を提供できる最適な場所です。特に戦後、市街地の拡大に伴い、工業団地が整備されたことで、安定した大規模な食品工場が集積する土壌が整いました。これらの要素が組み合わさり、札幌の食を支える多くの食品企業が豊平区に拠点を構えることとなったのです。
加えて、札幌市(他にも、株式会社シェフグランノール(セコマグループ)工場及び石屋製菓株式会社工場も有ります)、恵庭市(株式会社ほんま以外にもヤマザキ製パン株式会社の工場も有ります)等、石狩振興局に食品工場が集中していますが、これは、大消費地である札幌市に隣接し、石狩湾新港等の物流網が整備されている利便性に加え、道内全域から原料が集まりやすく、広大な産業用地や安定した用水・冷熱インフラが整っているためです。こういうわけで、石狩振興局、特に札幌市に食品工場が集中しているのです。Google AIのおかげで、先月からの疑問(あるいは、帯広移住以来の無意識的な疑問)が解決したついでに、豊平区の名の由来もGoogle AIに質問したところ、アイヌ語の「toye(崩れる・土・地)」+「pira(崖)」の組み合わせで「崩れた崖」を意味するトイ・ピラに由来するとのことです。このトイ・ピラは、現在の精進川河畔公園内(豊平区内)を流れる精進川の右岸に続く崖のことで、100年以上前、この場所は「崩れる崖」として特徴的でした。
なお、豊平区の東を流れる「豊平川」は、アイヌ語の「サッ・ポロ・ペッ(乾いた・大きい・川)」に由来し、こちらは現在の「札幌」の語源となっています。豊平区の地名は川の由来とは異なり、土地の様子(崖)を表す言葉から名付けられました。19世紀の文献には、「トイヒラ」「トヱヒラ」と記録され、その後、豊平川の川岸にあるため「豊平」の漢字が当てられたのです。
地図上の豊平川左岸には、中島公園が有りますが、過去の札幌特集で言及しましたように、同公園には、2012年夏(推定7月末~8月初日)の札幌1泊2日初日夕方の散歩と2016年8月中旬札幌2泊3日2日目午後の散歩で行きました。特に、2012年に見た1880年築の青と白が特徴の洋風ホテル「豊平館」が、非常に印象的でした。今回は、以上になります。お読みいただき誠に有難うございます。明日・明後日の帯広は、再び雪のようですが、つつがなき日々でありますように。
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