たそがれのイス

最近は携帯電話のカメラの性能もあがり、携帯電話カメラユーザーは多いと思います。私は否定しないし、それぞれの楽しみだ方があるし、写真の世界を楽しんで欲しい。

しかし、デジタルカメラの魅力も知ってほしい。ファインダーの中に写る景色には独特なものがある。小さな枠の中に自分の世界を表現するのだ。写真プリントに関しても自部なりの色の補正や光の濃淡を調整するひと手間をかける。パソコンのプリンターでは再現できない世界である。

ただの木の下に置かれたイス。いままでどのような人が座っていたのか・・・どの様な人がこれから座るのか・・・。座っている時にどんな事に想いをはせたのか?想像すると面白い。この写真は全紙と呼ばれるA4サイズの2倍の大きさでプリントした。圧倒的なイスの存在感が表現できた。尚、この写真は某ギャラリーの展示会で展示される予定です。

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