Texture 04 新印象派

皆様常日頃誠にお疲れ様です。本日は、富士山のビーズ絵の予定でしたが、諸般の事情により、ロンドンのビーズ絵に戻ります。
前回は、ロンドンの話題でしたので、言及しませんでしたが、このようにビーズで構成された晴天の風景画を見ますと、西洋の印象派、特に、新印象派を代表する画家ジョルジュ・スーラの作品を思い出します。今もそうですが、平塚にいた頃、美術館でこの印象派の作品をよく見たため、空模様が印象派に見えることがよくありました。
印象派とは、フランスの画家クロード・モネが1872年に描いた絵画「印象・日の出」(同氏の説明では、「ル・アーヴル(フランス北西部の都市)で部屋の窓から描いた作品で、霧の中の太陽と、そそり立つ何本かのマストを前景に描いた」とのことです)のように当時の主流に従わない独自の描写を行い始めた新世代の画家達とその芸術運動のことで、当初は批判的にそう呼ばれていましたが、次第に世間(当時の欧州)に広まり始めました。
特に、印象派の画家が派閥争いで分裂し、印象派という存在が終焉を迎え始めた頃に、ジョルジュ・スーラが色を混ぜずにビーズのように細かく分けて絵を作る点描画法を確立しました。これがタイトルにある新印象派です。他にも、印象派の行き詰まりから逃れようと、ポール・シニャック(31歳で早逝したジョルジュ・スーラの遺志を継ぎ、点描画法の理論を書物にまとめるなど新印象派最大の擁護者となりました)、カミーユ・ピサロなどの新進気鋭の画家が何人か出現しました。
今回は以上です。お読みいただき誠に有難うございました。つつがなき日々でありますように。
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