就労定着支援サービス『みらさぽ』
こちらのページでは就労定着支援『みらさぽ』のサービスを説明しています。
もくじ
就労定着支援とは
就労移行支援などを利用し、一般就労に移行した障害者が6か月以上経過し、就労に伴う環境変化により、生活面・就業面に課題が生じている状態をサポートします。
支援者が、月に1回以上のペースで障害がある方と面談をし、職場での環境や生活リズムを伺って、どんな課題があるのかを把握します。
課題解決のためのアドバイスや勤務先の訪問、医療機関や福祉機関との連携を図って、働きやすい環境へとつなげます。
みらさぽのサービス
就労定着支援『みらさぽ』は、就労準備ピラミッドに基づいた定着支援を行っております。
- 健康管理 : 食事や栄養の管理、睡眠の確認、服薬の指導などで、働き続ける土台の維持を目指します。
- 日常生活管理 : 生活リズムや金銭管理、余暇の過ごし方を確認し、仕事を継続できる環境を確認します。
- 対人スキル : 職場内の人間関係や身だしなみ、基本的な会話など、周囲の関係について助言します。
- 基本的労働習慣 : 挨拶やマナー、報連相、時間管理など、職場で必要なマナーをチェックします。
- 職場適正 : 職場の業務適正、職務遂行に必要な技術と知識など、業務が正確に遂行できているかを確認します。
就労の定着には、どうしても技術や正確さが目につきがちですが、それは体調管理や適切な生活リズムを送ることがあったうえで成り立つものになります。まずは基本的な食事や睡眠、服薬の確認から始めましょう。
具体的なサービス内容
就職先企業へのアプローチ
就職先企業に伺い、仕事に支障をきたしていないか、体調管理や勤怠が不安定になっていないかを確認します。
また職場環境や周囲とのコミュニケーションが取れているかなど、人間関係にもトラブルがないかを確認します。
医療機関へのアプローチ
体調に変化があったり、精神的に不調が見られた際には、必要に応じて、医療機関との連携を図ります。事前のサポートによって、求職したり、働き続けるのが難しくならないよう。早めの予防とチーム支援を行っていきます。
ご家族へのアプローチ
必要に応じて、本人を支える家族とも連絡を取り、自宅での生活や、日常生活の困りごとなどの話しを聞くことがあります。
サポートされる方に必要な情報を説明したり、ご自身が働き続けるための協力を働きかけます。
関係者へのアプローチ
ケアマネージャーや他の福祉機関、公的な関係者とも連携を図ります。
本人の日常生活に関わっている関係者からも必要があれば情報提供を求め、就労継続の後押しを行っていきます。
サービスのモデルケース
ここから未来を活用して就職したAさん
ここから未来を通じて、一般企業に就職しましたが、支援員さんから離れて仕事を続けることに不安を抱えています。
一緒に仕事をするまではないですが、仕事の上での相談や困った時のサポートがあると、働き続けられそうです。
他の就労支援事業所から就職したBさん
就労支援サービスを受けて一般就職しましたが、社会生活を送ることに不安が残ります。自分の特性を正しく理解して、必要な時にサポートしてもらえる人がいてくれたら心強いです。
概要とQ&A
どうすればサービスが使えるのですか? |
福祉サービスなどを活用して就職したのち、6か月後からサービス提供が可能になります。当事業所か担当ケアマネージャーにご相談ください。 |
就職してすぐには使えないのですか? |
就労支援事業所から就職した場合、6か月間は所属していた事業所が支援する法律になっております。 |
サービスを使えば、必ず定着できますか? |
当該サービスは障がいを抱えた方の就労定着を後押しするサービスです。 もし、就労定着に失敗してしまったら、就労移行支援で再チャレンジが出来る場合があります。詳しくはお問い合わせください。 |
どれくらいの期間使えますか? |
期間の上限は3年間です。サービス1年ごとに当該サービスの妥当性を判断します。 |
サービスの費用が知りたいです |
サービス利用料のうち、前年度収入に応じて1割負担が生じます。就職2年目から自己負担額が発生する場合がございます。詳しくはお問い合わせください。 |