暗雲低迷の中で射した光

ここから未来新聞12月号より抜粋

気分障害

私は持続性気分障害という精神的な病気を患っている。

端的に説明すると気分の浮き沈みが激しくその状態が長い間続いている、そんな病気だ。

何年も引きこもりだった私がここから未来へ通所しようと思ったのは、一つの出会いがあったからだ。

ここに至るまで…

幼少期に負ったPTSD(心的外傷後ストレス障害)により人間不信に陥って私は小学生の頃から強い希死観念を抱いて生きていた。

すべてにおいて諦めていた私は、今までに幾度となく自殺未遂を繰り返してきたがそれらの一つが原因で中学二年から不登校になった。

普通科高校に復帰を試みたが挫折し通信高校へ編入し卒業。

全日制短大へ再チャレンジするも病状が悪化したことで精神病棟に入院しそのまま退学した。

私を変えた出会い

それからは現在に至るまでずっと引きこもり生活を送っていた。

猫と戯れることやネット音楽という小さな世界で生きていた時、たまたま始めたオンラインでの共通の趣味を持った仲間に出会いこれまでに受けたことのない刺激を受けた。

「今はコロナ禍で会うことはできないけれど、収まったらオフ会でもしよう」

この言葉が私をここから未来へと繋げてくれた。

一日一日を生きる

今でも希死観念を強く持っている。

それでもその気持ちと共に生きていかねばならない。

そんな私の目標は一日一日を生きることだ。

ただ息をするのではなく、生きるという意思をもってこれからを生きていきたい。

入院中の癒やし 三年前の自宅にゃんこ

メンバーS・Y

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