音楽療法士奮闘記4
晩秋の11月9日午後、自立支援デイサービスで音楽療法のセッションをやった。
晩秋を歌う
歌う準備運動(呼吸法、発声法)の後、皆さんと「里の秋」を歌った。また、「里の秋」の歌詞を使って戦争のときのことを思い出して頂いた。
その後「夕焼け小焼け」を歌いながら手遊びした。1番2番とやり方を変えたけど皆さんよくできていた。また、私に見えないように机の下で手を動かしている人もいた。
懐かしい歌は、大津美子の「ここに幸あり」、と、春日八郎の「お富さん」を歌った。歌手の写真パネルも見ていただいた。
郷土民謡で十勝自慢
その後、「十勝小唄」を三味線弾き歌いした。お客様にはお囃子をやって頂いた。十勝にまつわる日本一のもののクイズをやった。やはり地元の郷土民謡は受けがよかった。中に民謡が好きな男性もいた。
合奏は鳴子と鈴を使って「憧れのハワイ航路」をやった。皆さん楽しそうだった。
音楽鑑賞は私が「すみだ川」をセリフ入りで歌った。
アンコールは「武田節」を詩吟入りで三味線弾き歌いをした。
徐々に一つに
最初、ただ聞いているだけの人も徐々に参加したり、私の質問に発言もされていた。大きな声で歌っている人もいれば、周りにわからないようにやっている人、最後の方になって参加する人など分かって私の方がお客様から教えられ癒された時間だった。
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