今日は『精霊(しょうりょう)の日』

精霊(しょうりょう)の日

『万葉集』を代表する歌人の柿本人麻呂、女流歌人の和泉式部と小野小町、この3人の忌日がこの日であると古くから伝えられていることから、制定されました。

『精霊』は『せいれい』とも読みますが、この場合は『しょうりょう』と読み、死者の霊魂を意味する言葉となっております。
この日前後に亡くなった方の霊を追悼する習わしがあったとされています。

精霊(しょうりょう)とは

精霊(しょうりょう)は、7月15日または8月15日の『お盆』に迎え祀る先祖の霊魂(祖霊)であり、盆様・先祖様などの名もあります。
天寿をまっとうして普通に死んだ者の霊は、死後33年または50年の弔い上げを終わると、死体から分離して清らかな霊質(祖霊)となり、正月・盆・農耕儀式の折々に子孫のもとを訪れて見守ってくれるものと考えられています。
盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬(しょうりょううま)」と呼ばれるキュウリやナスで作る馬や牛の動物を用意することがある。

また、盆の頃に飛ぶ赤とんぼを「精霊とんぼ」ともいって、先祖様がこのとんぼに乗って帰ってくるという地方もある。

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